先日朝のモーニングショーでやっていた冬の乾燥肌特集で紹介されたのが、味噌汁を毎日1日2杯飲む事で、肌の水分量が1.4倍にも増加したそうです!
絶対的にアトピー肌の私たちにとって不足しているのが、肌の水分量なので、日本人の伝統食の味噌汁を飲むだけで水分量が増えるのであれば、飲まない理由はありませんよね?
そんな味噌汁の肌水分量がアップする秘密について、今回はフォーカスしたいと思います。
目次
味噌汁の水分量アップの秘密とは?
日本人の国民食とも言われている味噌汁。モーニングショーでは、


グルコシルセラミド


まさかお味噌にもセラミドが入っていただなんで非常に驚きですよね?
グルコースとセラミドが結合した植物由来の美容成分です。
(主に、米や麦やこんにゃくやマイタケなどにも含まれています。)
またグルコシルセラミドは、私たちのお肌にも存在しているセラミドが合成される際に出来る成分の1つでもあります。
主な働きは?
肌の角質層で細胞と細胞を繋ぎとめる為に、スポンジのように水分や油分を抱え込んでいるのが細胞間脂質です。この細胞間脂質の主成分の約50%がセラミドで出来ている為に、
・蒸発を防いでバリア機能を高める
まさに私のようなアトピー体質で、乾燥肌の人間にとっては、救世主のような成分です。
アトピーに対するアプローチ
アトピー性皮膚炎の人は、このグルコシルセラミドからセラミドを合成する為の機能が、何らかの異常で、うまく生成されない状態。つまりセラミドが慢性的に不足している状態になっています。

日本人に馴染みのある食品なので、毎日摂取しやすいですよね?
その他の効果
味噌は、大豆の発酵食品です。
タンパク質は勿論の事、アミノ酸・炭水化物・脂質・ビタミン・大豆イソフラボン・レシチンなどが豊富に含まれています。
(1つの食品でこれだけもの有効栄養素が含まれている食品は、他にありません!)
そんな味噌の効果について見て行きましょう!
成人病の予防
味噌には、「サポニン」「リノール酸」「大豆レシチン」が含まれており、これらの栄養素が、血中のコレステロール値の上昇を抑えてくれる働きがあります。
さらに大豆に含まれている「βコングリシニン」と呼ばれるたんぱ質には、血中の脂肪を低下させる働きがあります。
よって動脈硬化による成人病の予防にも繋がります。
美肌
不飽和酸の「リノール酸」には、シミ・そばかすの原因になるメラニン色素の生成を抑えてくれる働きがあります。
アンチエイジング
味噌に含まれている「大豆イソフラボン」「ビタミンE」などの抗酸化成分によって、老化を抑えてくれる働きがります。
便秘改善
味噌に含まれている「食物繊維」によって、腸内をキレイにお掃除してくれる働きがあります。
肝機能を高める
味噌に含まれている「コリン」と呼ばれる成分には、肝機能を高めてくれる働きがあります。
まとめ


それでもやはり血圧が高いあなたは、塩分の取り過ぎには注意する必要があります。



よって必ず火を最後にとめてから、味噌を溶くようにしましょう。

改めて味噌(味噌汁)の偉大さを知った私は、早速アトピー改善の為に、1日2杯は難しいですが、なるべく味噌汁を1日1杯はとるようにしようと心に決めました!(めんどくさい時は、インスタント味噌汁で代用と言う事で。)